Long-COVIDの慢性疼痛、正しい理解を
コロナ後遺症外来での知見を発表
2023年01月13日 16:45
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発症後、長期にわたって症状が続くコロナ罹患後症状を別名Long-COVIDという。倦怠感、嗅覚障害、息切れ、記憶障害などを訴える患者が多いが、頭痛や胸の痛みなどの慢性疼痛も少なくない。コロナ後遺症外来で治療を行う愛知医科大学メディカルセンター総合診療科教授の馬場研二氏は、同センターにおけるLong-COVIDの臨床像と診療の在り方について、第44回日本疼痛学会(2022年12月2~3日)で発表した。