地域の外科手術教育、大切なのは手術評価
2023年01月16日 17:11
355名の医師が参考になったと回答
近年、若手外科医に対する地域での外科手術教育の重要性が高まっている。大分大学総合外科・地域連携学講座准教授の上田貴威氏は、大分県内の外科手術教育における指導医側の意識調査を実施し、その結果を第84回日本臨床外科学会(2022年11月24~26日)で報告。「地域の若手外科医教育においては安全性が重要視されているものの、手術指導や評価は術中および口頭を主体に行われている。安全性および教育効果のさらなる向上のためには、手術教育評価法の確立が必要だ」と強調した。