血栓溶解薬tenecteplaseに追い風
急性虚血性脳卒中に対する症候性頭蓋内出血低下示す
症候性頭蓋内出血(sICH)は、脳梗塞血栓溶解療法の重篤な合併症である。海外の脳卒中センターでは、血栓溶解薬としてアルテプラーゼに代えてtenecteplase 0.25mg/kgの採用が増えつつあるが、日本では未承認であり、医師主導臨床試験T-FLAVOR※1への登録が2022年にようやく開始されたばかりである。そうした中、同薬の承認に向けて追い風となる知見が報告された。9,000例超を登録した大規模実臨床研究の結果、tenecteplase群のsICH発生率はアルテプラーゼ群の2分の1ほどだった。詳細は、米・University of Texas at AustinのSteven J. Warach氏らがJAMA Neurol(2023年5月30日オンライン版)に報告している。
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