DPP-4による類天疱瘡の関連新遺伝子発見
2023年06月19日 16:50
222名の医師が参考になったと回答
DPP-4阻害薬は2型糖尿病治療薬として広く用いられているが、水疱性類天疱瘡を発症するケースが知られている。北海道大学大学院皮膚科学教室教授の氏家英之氏らの研究グループは、全ゲノム上の一塩基多型(SNP)を対象にゲノムワイド関連解析を実施。DPP-4阻害薬による水疱性類天疱瘡の発症に関連するヒト白血球抗原(HLA)遺伝子領域の変異を新たに発見したと、J Invest Dermatol (2023年5月6日オンライン版)に報告した。