軽症急性脳卒中へのDAPT、t-PAに非劣性
ARAMIS試験
2023年07月11日 14:32
256名の医師が参考になったと回答
© Adobe Stock ※画像はイメージです
発症後4.5時間以内の急性虚血性脳卒中(AIS)にはアルテプラーゼ(t-PA) 静注による血栓溶解療法が推奨されているが、AISの約半数を占める軽症例へのベネフィットについては結論が得られていない。一方、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)も発症後2週以内であれば脳卒中再発に有効とされている。中国・General Hospital of Northern Theatre CommandのHui-Sheng Chen氏らは、障害がない軽症AISを対象に多施設非盲検ランダム化比較試験(RCT)ARAMISを実施。DAPTのt-PA静注に対する非劣性が示されたとJAMA(2023; 329: 2135-2144)に報告した。