両親の喫煙が幼児の血圧高値に影響
エコチル調査のサブコホート研究
2023年09月08日 13:04
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喫煙や受動喫煙が成人の高血圧の危険因子であることは知られているが、幼児期の受動喫煙が血圧に及ぼす影響を検討した大規模なデータはない。そこで、東北大学大学院発達環境医学分野教授/エコチル調査宮城ユニットセンターの大田千晴氏、同大学院の金森啓太氏らは、「子供の健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)のデータを基に児の体格、基礎疾患、環境要因などと幼児期の血圧値との関連を検討するサブコホート研究を実施。両親の喫煙が児の2歳時および4歳時における収縮期血圧(SBP)の高値に関連するとPediatr Res (2023年8月 26日オンライン版)に発表した。