抗TROP2抗体薬物複合体の第Ⅲ相結果、転移性乳がんに有効
第一三共とAZ、欧州臨床腫瘍学会で発表
第一三共とアストラゼネカは昨日(10月24日)、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2023で発表した抗体薬物複合体ダトポタマブ デルクステカンに関する第Ⅲ相臨床試験TROPION-Breast01の結果について公表した。
試験は、ホルモン受容体陽性かつHER2低発現または陰性の手術不能/転移性乳がん患者を対象に、二次/三次治療としてダトポタマブ デルクステカンを投与し、有効性と安全性を検討したもの。
主要評価項目の1つである無増悪生存期間の中央値は、化学療法群の4.9カ月に対しダトポタマブ デルクステカン投与群は6.9カ月と、ダトポタマブ デルクステカン群で病勢進行または死亡リスクを37%低下させた。もう1つの主要評価項目である全生存期間は、化学療法群に対しダトポタマブ デルクステカン群の改善傾向が認められたものの、中間解析では有意な改善が示されなかった。そのため、引き続き評価を継続する計画だ。
安全性については新たな懸念は認められず、ダトポタマブ デルクステカンの他試験と同様の傾向が見られた。なお、間質性肺炎(ILD)外部判定委員会によりダトポタマブ デルクステカンと関連のあるILDと判定された割合は全体で0.3%と低率で、大半は低グレードだった。ただし、同薬と関連のあるグレード5(死亡)が1例報告された。
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