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11月3日

内視鏡診療と外科手術のコラボレーションの将来展望

2023年11月03日 06:15

97名の医師が参考になったと回答 

統合プログラム3(ワークショップ)

11月3日(金) 9:00〜12:00 第6会場(ポートピアホテル南館 大輪田B)

[司会]

井上 晴洋氏

昭和大江東豊洲病院・消化器センター

比企 直樹氏

北里大・上部消化管外科

糸井 隆夫氏

東京医大・消化器内科

[演者]

鬼丸 学氏

昭和大江東豊洲病院・消化器センター

中村 純氏

福島県立医大附属病院・内視鏡診療部、福島県立医大・消化器内科

平松 良浩氏

浜松医大・周術期等生活機能支援学、松医大・2外科

根岸 良充氏

NTT東日本関東病院・消化管内科

竹田 凌氏

京都第一赤十字病院・消化器外科

樋口 和寿氏

日本医大・消化器肝臓内科

青柳 裕之氏

福井県立病院・消化器内科

原 健三氏

がん研有明病院・消化器内科

重田 浩平氏

静岡がんセンター・内視鏡科

貝沼 駿介氏

千葉大・先端応用外科

 ポリペクトミーから始まった内視鏡治療は、固有筋層や消化管壁外へのアプローチも行われるなど高度化が進み、消化器外科領域までに踏みこんできている。この高度化の中で必要性が高まっているのが、内視鏡診療と外科手術のコラボレーションだ。コラボレーション手術の代表的なものとしては、腹腔鏡内視鏡合同手術(Laparoscopic Endoscopic Cooperative Surgery;LECS)や経口内視鏡的筋層切開術(Per-Oral Endoscopic Myotomy;POEM)に端を発する粘膜下層内視鏡、Interventional EUSなどが挙げられる。司会の1人である井上晴洋氏は「保険適用となったことで普及が進んでいる手技もあり、その意味では成熟期といえなくもない。しかし、手技の進歩に終わりはなく、常に進化している。内科と外科の英知を結集して、患者に安全かつ効果的な低侵襲治療を提供することが最終的な目標だ」と、コラボレーション手術の意義を説明する。本セッションでは、内視鏡診療と外科手術のコラボレーションを先駆的に行っている施設から最新の知見を報告してもらい、将来展望を探る。

JDDWだからこそのセッション、内視鏡診療・外科手術に携わる医師以外も広くご参集を!

 プログラムは10演題で構成。鬼丸学氏は、食道胃接合部領域の粘膜下腫瘍に対する低侵襲治療戦略について報告する。中村純氏は胃上皮下病変に対するLECSに関し、自施設での10年間の有効性と安全性を紹介。平松良浩氏は、胃粘膜下腫瘍に対するLECSの術式選択と治療概要について発表する。根岸良充氏は、LECSの臓器別適応とその治療成績を評価した結果を報告する予定だ。

 続けて、竹田凌氏は高リスク症例に対するLECSの創意工夫を供覧する。樋口和寿氏は、腫瘍性病変における消化器内科と外科系診療科(耳鼻科、消化器外科、皮膚科)とのコラボレーション手術の短期治療成績について報告。青柳裕之氏はD-LECS(LECS for duodenal neoplasm)の2つの手技の使い分けに関し、腹腔内腫瘍散布の観点から検討した結果を発表する。

 また、原健三氏は腺腫が虫垂開口部や憩室に侵入した症例など、内視鏡治療困難症例に対するLECSの治療成績を紹介。重田浩平氏は歯状線を跨ぐ直腸・肛門部の病変に対し、外科的局所切除術に内視鏡的粘膜下層剝離術(Endoscopic Submucosal Dissection;ESD)を併用した3例を提示する。最後に、貝沼駿介氏がBlue Laser Imaging併用拡大内視鏡観察を用いた術中腸管血流評価について、安全性や成績を紹介する。

 「内視鏡診療と外科手術のコラボレーションは消化器領域における大きなテーマの1つであり、JDDWでなければ企画できないセッションだ。それだけに、内視鏡診療や外科手術に携わる医師はもちろん、内科・外科という枠組みにとらわれず多くの人に聴講してほしい。専門医だけでなく若手医師、また研修医の参加もお待ちしている」と井上氏は呼びかけている。

第66回日本消化器病学会大会

[会長]坂本 直哉 
北海道大学大学院 消化器内科学

第108回日本消化器内視鏡学会総会

[会長]矢作 直久 
慶應義塾大学 腫瘍センター

第28回日本肝臓学会大会

[会長]四柳  宏 
東京大学医科学研究所先端医療研究センター感染症分野

第22回日本消化器外科学会大会

[会長]堀口 明彦 
藤田医科大学ばんたね病院 外科

第62回日本消化器がん検診学会大会

[会長]金岡  繁 
浜松医療センター 消化器内科

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