次世代mRNAワクチン承認へ 新型コロナ、米創薬ベンチャー開発―厚労省〔時事メディカル〕

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 厚生労働省の専門部会は27日、米創薬ベンチャーが開発した新型コロナウイルスワクチン「ARCT―154」の薬事承認を了承した。レプリコンワクチン(次世代mRNAワクチン)と呼ばれるタイプで、米ファイザーや米モデルナ社製の既存ワクチンに比べ、少量の接種で高い効果があるとされる。

 今回了承された分は、新型コロナの流行当初に広がった中国・武漢由来の従来株に対応しており、同省は近く正式に承認する。

 米創薬ベンチャー、アークトゥルス・セラピューティクス社が開発し、明治ホールディングス(HD)の製薬子会社Meiji Seikaファルマ(東京)が製造販売の承認を申請していた。

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(2023年11月27日 時事メディカル)

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