温度を感知できる新しい義手が登場

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 37年前に手を失ったイタリアのピストイア在住のFabrizioさん(57歳)は、装着したばかりの新しい義手がこれまでのものと何が違うのかを良く理解していなかったが、その義手を彼に提供した研究者たちの1人に触れたとき、それが理解できたという。初めてその義手を装着したときのことについてFabrizioさんは、「研究者の1人が彼の体の表面にセンサーを置いたとき、私の幻の手で他の人の温もりを感じることができた。それは私にとっては強烈な感情で、まるで誰かとのつながりが再活性化されるような感じだった」と話している。

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