犬の飼育は、心血管疾患、糖尿病、喘息における有益な効果が示されている。しかし、主要な死因であるがんについては、犬の飼育が発症や生存率に及ぼす影響は十分に検討されていない。ドイツ・Freie Universität BerlinのRobert Preissner氏らは、がんサバイバーを対象に犬の飼育と生存率との関連を検討する後ろ向きマッチドコホート研究を実施。その結果、犬の非飼育者と比べ飼育者では5年全死亡(OS)が有意に高く、犬の飼育により5年累積死亡リスクは64%低下したと、Sci Rep(2026; 16: 7171)に報告した。(関連記事「犬の飼い主は心血管リスクが低い」)