財政を逼迫させるがん新薬
新薬の薬価高騰により、米国では数年前から薬剤の費用効果についての議論が活発になってきた。わが国では、昨年(2015年)12月に、切除不能な進行・再発の非小細胞性肺がん(NSCLC)にも抗PD-1抗体ニボルマブが適応拡大され、高額な免疫チェックポイント阻害薬が罹患数の多いNSCLCに使用可能になったことにより、国民皆保険下で維持できるのかが大きな社会問題となった。この問題について、日本赤十字社医療センター化学療法科の國頭英夫氏が警鐘を鳴らす。
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