中皮腫の専門的緩和ケア、QOL改善効果なし
ランダム化比較試験RESPECT-MESOで検証
主にアスベスト(石綿)への曝露により胸膜から発生する悪性胸膜中皮腫(MPM)は、極めて予後不良な希少がんの1つであり、診断後の生存期間中央値は1年に満たない(関連記事:「悪性胸膜中皮腫にニンテダニブが有望」)。また、胸膜中皮腫患者における痛みや呼吸困難などの出現頻度は肺がんよりも高いといわれている。症状負担(symptom burden)が高いMPMの治療では早期からの専門的緩和ケア(specialist palliative care;SPC)の有効性が期待されているが、これまでランダム化比較試験でSPCの有効性を検討した報告はなかった。オーストラリア・Institute for Respiratory HealthのFraser Brims氏は、MPM患者に対するSPC+標準的緩和ケアと標準的緩和ケア単独の有効性を比較したRESPECT-MESO試験の結果を第18回世界肺癌会議(WCLC 2017、10月15~18日、横浜)で発表、SPCによるQOLなどの有意な改善は確認できなかったと報告した。
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