コミック発のALS研究基金受賞者決まる

ALS関連遺伝子の研究者2人を選出

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 基金の助成対象者となった藤澤氏(右)と浅川氏

 累計発行部数1,900万部超を記録する人気コミック『宇宙兄弟』に登場し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の研究を行うキャラクターの名を冠した第1回「せりか基金」賞の授賞式が12月15日、東京都で行われた。式では、受賞者で東京大学大学院薬学系研究科細胞情報学教室の藤澤貴央氏と国立遺伝学研究所の浅川和秀氏が自身の研究について説明した。両氏はALSの発症に関わる遺伝子や蛋白質の研究に取り組んでおり、基金から交付された助成金550万円がその研究に生かされる。また同基金からALS基金に対して、原因究明および治療法に関する研究を使途とした寄付金100万円が贈呈された〔関連記事「『宇宙兄弟』がALS研究を後押し!」〕。

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