BRCA変異乳がんの治療薬をFDAが初承認

PARP阻害薬オラパリブを適応拡大

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 米食品医薬品局(FDA)は1月12日、経口ポリADP-リボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬オラパリブについて、BRCA遺伝子変異陽性の手術不能または再発性乳がんへの適応拡大を承認したと発表した(関連記事:「FDA、卵巣がんの維持療法にオラパリブを承認」)。同薬は、米国では既にBRCA遺伝子変異陽性卵巣がんに対して承認されており、BRCA遺伝子変異陽性乳がんに対する初の治療薬となる。また乳がんにおいて初のPARP阻害薬となる。同薬の承認と同時に、米国のバイオベンチャーであるMyriad Genetic社が開発したコンパニオン診断薬「BRACAnalysis CDx」も乳がん患者に対して適応拡大承認された。BRACAnalysis CDxは、血漿中のBRCA遺伝子変異を検出する。

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