ドイツ・Max Planck Institute of Colloids and InterfacesのPeter H. Seeberger氏らは、マラリア治療薬アルテミシニンが植物の廃棄物質から生産でき、しかも大規模な工業化により低コストで大量生産も可能であるとAngew Chem Int Ed Engl(2018年2月21日オンライン)に発表した。この効果的で環境にやさしい製法によって、多くのマラリア患者を救える可能性がある。(関連記事:「第一選択薬耐性マラリア原虫、アフリカで確認」)