思春期の引きこもりと不調が自殺に強く関連

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 自殺は児童思春期の主要な死因の1つであり、その危険因子として精神疾患が挙げられる。これまで、児童思春期における精神症状の経時的な変化パターン(軌跡)と自殺の関連を検討した研究は少なく、自殺に強く関連する精神症状は特定されていない。東京大学大学院臨床神経精神医学講座の宇野晃人氏、准教授の安藤俊太郎氏らは思春期の健康・発達コホート研究(東京ティーンコホート)の参加者を対象に、複数の精神症状の経時的軌跡を包括的に検討。持続する引きこもり症状および身体不調が自殺と強く関連するとの結果をJAMA Netw Open2024; 7: e2353166)に報告した。(関連記事「思春期のいじめ被害で精神病リスク上昇」)

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