米・Stanford UniversityのMichael Pomirchy氏らは、生年月日に基づく帯状疱疹ワクチン接種資格制度を実施しているオーストラリアの10万例超の電子医療記録を解析した結果、帯状疱疹ワクチン(弱毒生ワクチンZOSTAVAX)接種による認知症の予防効果が示されたとJAMA(2025年4月23日オンライン版)に発表した。これまでに、同様の制度を実施している英国・ウェールズの28万例超を対象にした研究でも帯状疱疹ワクチンの認知症予防効果が示されており(関連記事「帯状疱疹ワクチン接種で認知症リスク低減?」)、今回の結果はそれを追認するものとなった。