肝斑にA型ボツリヌス毒素併用が有効
TCC単独と比較し再発も抑制-分割顔面RCT
肝斑(melasma)は、顔面に左右対称に現れる褐色斑を特徴とする後天性の色素沈着疾患で、紫外線曝露やホルモンバランスなどの複数の因子が関与するとされる。外用療法が治療の主軸とされる一方で、効果が不十分で再発しやすく、長期的な管理が求められる。タイ・Mahidol UniversityのSasipim Chaijaras氏らはこうした課題に対して、トリプルコンビネーションクリーム(triple combination cream;TCC)にA型ボツリヌス毒素(BoNT-A)を併用することで、肝斑の改善と再発予防効果が得られるかを検証するランダム化比較試験(RCT)を実施。TCC単独療法とBoNT-A併用療法を同一被験者で比較する分割顔面試験(split-face試験)により、その有効性と安全性を確認したとJ Cosmet Dermatol(2025; 24:e70376)に報告した。(関連記事「肝斑にメトホルミン外用が有効かつ安全」「肝斑患者でうつ発症リスクが上昇」)
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