収賄容疑の東大教授接待、フランス料理店と銀座クラブで1日最大85万円...元特任准教授も書類送検〔読売新聞〕

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 皮膚疾患の共同研究相手から高額接待を受けたとして、東大大学院教授で医師の佐藤伸一容疑者(62)が収賄容疑で逮捕された事件で、1日の接待費用が最大で約85万円に上っていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、佐藤容疑者が共同研究を統括する立場を利用し、高級店ばかりを指定していたとみて調べている。

 警視庁は26日、佐藤容疑者の部下で、同大学院元特任准教授の医師吉崎歩容疑者(46)(東京都文京区湯島)を収賄容疑で、共同研究相手で一般社団法人「日本化粧品協会」代表理事の引地功一容疑者(52)(大阪府岸和田市別所町)を贈賄容疑で東京地検に書類送検した。

 捜査関係者によると、佐藤、吉崎両容疑者は2023年3月~24年8月、大麻成分の皮膚疾患への効能に関する「社会連携講座」の運営で便宜を図る見返りに、引地容疑者から高級クラブや性風俗店で計約30回にわたり接待を受けた疑い。

 引地容疑者は便宜への謝礼として、2人に計約380万円分の接待をした疑いがある。このほか高級飲食店で計約90万円分の接待もしていたという。

 接待は講座の設置承認後の23年2月以降、月2回のペースで行われていたとされる。同年7月3日には、東京・有楽町のフランス料理店で食事後、銀座の高級クラブを訪れ、引地容疑者が計約85万円全額を支払っていた。

 接待場所は、吉崎容疑者が佐藤容疑者の希望を伝えており、24年4月頃からは、東京・吉原のソープランド(1人約8万円)を指定するようになったという。

 同庁は、引地容疑者が共同研究の成果を化粧品事業につなげるため、接待を続けていたとみている。

 同庁は26日、佐藤容疑者を収賄容疑で同地検に送検した。

(2026年1月27日 読売新聞)

ヨミドクター

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする