HER2陽性の切除不能・転移性胃がん/胃食道接合部がん(GC/GEJA)を対象に、二次療法としての抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)の有効性と安全性を検証した国際第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験DESTINY-Gastric04。主解析では、現在の標準治療であるラムシルマブ+パクリタキセル(RAM+PTX)群と比べ、T-DXd群で全生存(OS)などの有意な延長が示されている。愛知県がんセンター薬物療法部医長の成田有季哉氏は、第98回日本胃癌学会(3月4~6日)で同試験の安全性および有効性に関する追加解析の結果を報告。主解析と同様に、T-DXd群では中央検査でHER2陽性が確認された症例でもOSの有意な延長が認められ、腫瘍の縮小率が大きく、QOLが維持されていたことから、この集団における標準的な二次治療になりうると述べた。