全身性エリテマトーデス(SLE)患者では、多様な神経精神症状(NPSLE)を伴うケースが少なくない。中でも抑うつは27~43.2%に見られ、一般人口より有病率が高い。中国・Nanjing First HospitalのXiaoqin Wang氏らは、SLEの標準治療薬であるヒドロキシクロロキン(HCQ)と抑うつとの関連を検討する単施設横断研究を実施。その結果、HCQ使用および睡眠時間はうつ病の自己報告式質問票Patient Health Questionnaire(PHQ)-9で評価した抑うつ重症度との逆相関が認められ保護因子と考えられた一方、疲労は正相関を示し増悪因子と考えられたと、BMC Rheumatol(2026年3月13日オンライン版)に発表した。(関連記事「人種で異なる結果、うつ病の意外なリスク因子」)