クロザピンは現在、2種類以上の抗精神病薬を使用しても十分な効果が得られない治療抵抗性統合失調症に対して用いられている。治療抵抗性患者は予後不良であり、二次治療におけるクロザピン早期使用の便益と安全性が議論されているものの、エビデンスに基づくガイドラインはまだ整備されていない。中国・Shanghai Jiao Tong University School of MedicineのXuan Li氏らは、初回精神病エピソード患者で、1種類の抗精神病薬に反応しなかった場合の選択肢として、オランザピン、amisulpride、クロザピンを比較する評価者盲検の逐次試験を実施。クロザピンが最も有効だったとする結果をJAMA Psychiatry(2026年3月11日オンライン版)に報告した。(関連記事「統合失調症、2度目の再発予防はクロザピン一択」)