化学療法誘発性血小板減少症(CIT)は、抗がん剤が血小板を産生する骨髄細胞を破壊することで発生し、重篤な出血リスクを高める。しかし、新たな臨床試験で、すでに承認されている注射薬のロミプロスチム(商品名Nplate、日本での商品名ロミプレード)が、骨髄の血小板産生能力を高めることで、化学療法による血小板減少を防ぐ可能性のあることが明らかになった。米マサチューセッツ総合病院ブリガムがん研究所の血液内科医であるHanny Al-Samkari氏らによるこの第3相試験の結果は、「The New England Journal of Medicine(NEJM)」に3月11日掲載された。