NMOSD、バイオ早期導入で脳萎縮進行が鈍化
再発抑制と独立した慢性的な脳萎縮は導入後も維持
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の治療目的は再発抑制であり、生物学的製剤(以下、バイオ)による効果が示されている。しかし、近年報告されている再発と直接関係しない慢性的な脳萎縮(silent progression)に対するバイオの影響はよく分かっていない。国立精神・神経医療研究センター病院脳神経内科(現・東京医科大学高齢総合医学分野)の稲川翔也氏は、バイオが抗アクアポリン(AQP)4抗体陽性NMOSD患者の脳体積に与える影響について検討した結果を第67回日本神経学会(5月20~23日)で報告。バイオ導入後もsilent progressionは維持されるものの、早期導入例ほど脳萎縮進行が鈍化する可能性が明らかになった。(関連記事「NMOSDを早期に専門医につなげるポイント」)
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