HPVワクチンで子宮頸がん死ゼロ世代も
英全国データ・20~24歳で直近5年間の死亡なし
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮頸がん排除戦略において重要なツールである。ワクチン導入後に複数の国で子宮頸がん罹患率の大幅な低下が観察されている一方で、死亡低減効果を示すエビデンスは乏しい。英・Queen Mary University of LondonのPeter SasieniとMilena Falcaroの両氏は、2001~24年のイングランドにおける子宮頸がん死亡データおよびHPVワクチン接種データを用い、年齢層別に死亡数と死亡率を解析。その結果、12~13歳時のワクチン接種率が約90%だった20~24歳の女性では、子宮頸がん死亡の相対リスク低下(RRR)は100%(95%CI 81~100%)に上り、直近5年間の子宮頸がん死亡例は認められなかったと、Lancet(2026年6月17日オンライン版)に報告した。(関連記事「HPVワクチンで子宮頸がん死が大幅減」)
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