初の二重抗体併用、EMD合併の再発/難治性多発性骨髄腫でPFS延長
テクリスタマブ・トアルクエタマブ併用療法
今年(2026年)6月、B細胞成熟抗原(BCMA)/CD3二重特異性抗体テクリスタマブ(商品名テクベイリ)とG蛋白質共役型受容体ファミリーCグループ5メンバーD(GPRC5D)/CD3二重特異性抗体トアルクエタマブ(タービー)の併用療法が、髄外性形質細胞腫(EMD)を有する再発/難治性の多発性骨髄腫の治療法として適応拡大された。日本赤十字医療センター(東京都)骨髄腫アミロイドーシスセンター長の石田禎夫氏は、ヤンセンファーマが7月7日に東京都で開催した記者説明会で、3つのクラス薬に抵抗性を示すEMDを有する再発/難治性の多発性骨髄腫患者では、予後が極めて不良であると説明。最近同氏らが発表した報告では、単独使用に比べ、テクリスタマブ・トアルクエタマブ併用療法で無増悪生存(PFS)の明らかな延長が示された(N Engl J Med 2026; 394: 51-61)ことから、同氏は同併用療法の適応拡大を歓迎した。
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