貧血を伴う心筋梗塞、非制限輸血の有益性に新たな根拠
MINT試験追加解析で有利な確率89~99%
貧血を伴う急性心筋梗塞(MI)患者では、輸血によって酸素運搬能を改善できる一方、循環負荷による心不全のリスクも懸念される。そのため、ヘモグロビン値を低く許容する制限輸血と、より高い値を維持する非制限輸血のどちらが望ましいかは長年議論が続いてきた。これらを検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験(RCT)MINTでは、非制限輸血と比べて制限輸血で30日以内の死亡またはMIの発生率が高かったものの、有意差は示されず、結果の解釈をめぐって見解が分かれていた。そこで、米国・University of PittsburghのMarnie Bertolet氏らがベイズ解析を行ったところ、非制限輸血が主要イベントのリスク低下と関連している確率は89.1~98.8%と、有益な可能性が示されたとJAMA Netw Open(2026; 9: e2624991)に発表した。
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