日本人ACS患者もLDL-C 40未満を目指すべき
CCS患者に比べより大きな便益
慢性冠動脈症候群(CCS)と比べ、急性冠動脈症候群(ACS)は心血管イベント再発リスクが高く、LDLコレステロール(LDL-C)管理の重要性が指摘されている。他方、欧州心臓病学会(ESC)など欧米のガイドライン(GL)では、超高リスク患者におけるLDL-C目標値をCCSとACSのいずれも55mg/dL未満としている。国立循環器病研究センター心臓血管内科冠疾患科医長の片岡有氏は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行した冠動脈疾患(CAD)患者を対象に多施設共同観察研究を実施し、CCSおよびACSにおける達成LDL-C値に応じた心血管イベントとの関連を検討。その結果、「日本人ACS患者ではLDL-Cを40mg/dL未満に低下させることで、CCS患者よりも大きな便益が得られる可能性がある」と第34回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT2026、7月16〜18日)で報告した。(関連記事「Lp(a)直接低下薬は未導入、高値例を発見したら?」)
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