よくある咳・喘鳴に潜むペンキャップ誤飲
学童男児の気道異物、見逃しに注意
気管・気管支異物誤飲は、小児で高頻度に見られる救急疾患の1つである。乳幼児のたばこやボタン電池、医薬品、玩具などの誤飲リスクはよく知られる一方、近年増加している学童期の文房具誤飲の報告は少ない。中国・Anhui Hospital of Children’s Hospital of Fudan UniversityのZhao Cheng氏らは、同国の小児専門病院でペンキャップまたはペン先の誤飲による気管・気管支異物と診断され、治療を受けた小児32例を対象に後ろ向き観察研究を実施。全例が男児で、初診時の症状は咳/喘鳴が大半を占め、異物誤飲歴が不明/聴取が遅れた症例では罹病期間が有意に長いなどの結果をBMC Pediatr(2026年7月30日オンライン版)に報告。「誤飲歴の申告の遅れ・欠如は、診断の遅れや罹病期間の延長につながる恐れがある」と注意を促している。(関連記事「子供の身近に潜む危険」)
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