川崎病、コロナ禍後の動向に不可解な年齢差
全国調査で乳児と年長児の発症パターンの違いが明らかに
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック期間(コロナ禍)には、世界的に川崎病の発症率低下が認められた。マスク着用など感染対策の影響が指摘されているが、コロナ禍後の疫学的動向に関するエビデンスは乏しい。自治医科大学地域医療学センター公衆衛生学部門教授の阿江竜介氏らは、過去50年間の調査データを用いた記述疫学研究を実施。日本の川崎病患者数はコロナ禍の2022年に1万333例で最少となった後、2023年には1万5,032例と45.5%増加。増減パターンには乳児と年長児で差異が見られたと、JAMA Netw Open(2026; 9: e2626910)に報告した。この不可解ともいえる年齢差の原因については、2つの仮説を提示している。(関連記事「新型コロナによる川崎病患児の増加見られず」「川崎病患者数が大幅に減少」「COVID-19が川崎病患者減少に影響」)
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