開業医が取り組むベンゾ減薬、「16週の壁」を超えよ
DORAへの置換がBZRA減薬・休薬に寄与する可能性
日本では長年、不眠症治療薬の主流はベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZRA)であったが、長期服用に伴う副作用が問題視され、減薬・休薬の必要性が強調されている。しかし、患者の同意が得られないなどして、難航するケースが多いようだ。広田クリニック(福岡県久留米市)院長の広田進氏は、自院で実践しているBZRAをオレキシン受容体拮抗薬(DORA)に置換する取り組みを後ろ向きに検討。16週後の置換成功率は約50%だが、成功者の約80%は52週後もBZRAの減薬・休薬を維持できていたと第50回日本睡眠学会(7月23~24日)で発表した。「16週の壁」はあるものの、開業医においてもDORAへの置換は実践可能な選択肢であることが示唆されたという。
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