見逃し注意!エポキシ樹脂による職業性アレルギー
代表的な成分以外の検査も必要
高性能ポリマーであるエポキシ樹脂系(ERS)は、プラスチック加工など幅広い産業で使用され、職業性アレルギー性接触皮膚炎(ACD)の主因となっている。ドイツ・Technical University DresdenのDavid Reissig氏らは、ドイツ、オーストリア、スイスの皮膚科58施設から成る皮膚科情報ネットワーク(IVDK)のデータを用い、職業性皮膚炎患者におけるERS成分への感作状況を検討。その結果、ビスフェノールAジグリシジルエーテル(DGEBA)感作率は経時的に低下したものの、DGEBA陰性例でも反応性希釈剤や硬化剤に感作された患者が存在し、DGEBA単独のパッチテストでは見逃される可能性が示唆されたとContact Dermatitis(2026年7月29日オンライン版)に報告した。(関連記事「日用品による接触皮膚炎、原因特定で防止」)
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