α-gal症候群がアレルギー性輸血反応に関連か
米国の高有病率地域ではO型へのB/AB型輸血でリスクが約4倍に
マダニ刺咬を契機に発症するα-gal症候群(AGS)では、哺乳類の肉などに含まれる糖鎖抗原α-galに対するIgEが産生される。α-galはヒトの血液型B抗原と構造が類似しており、B抗原を含む血液製剤がアレルギー性輸血反応(ATR)を引き起こす可能性が指摘されている。米・Dartmouth Hitchcock Medical CenterのRichard M. Kaufman氏らは、日本を含む5カ国の輸血55万件超を解析する国際多施設後ろ向きコホート研究を実施。その結果、米国のAGS高有病率地域では、O型患者へのB型またはAB型の血漿・血小板製剤の輸血によりATRリスクが約4倍に上昇。一方、日本を含む米国外では同様のシグナルは確認されなかったと、JAMA Intern Med(2026年8月24日オンライン版)に報告した。(関連記事「食物アレルギーの高精度検査で重症化を回避」)
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