心臓手術前の鉄静注で輸血減少
成人貧血患者955例の国際RCT
心臓手術前の貧血は赤血球輸血や術後転帰不良の危険因子だが、術前の鉄補充による転帰改善効果は明らかでない。オーストラリア・Alfred Hospital and Monash UniversityのPaul S. Myles氏らは、10カ国で登録した待機的心臓手術を受ける成人貧血患者955例を対象に、術前の鉄静注の有効性を検討する国際多施設共同二重盲検ランダム化比較試験(RCT)ITACSを実施。鉄静注により赤血球輸血が減少し、術後90日までの生存かつ自宅で過ごした日数(DAH90)もわずかながら増加したと、BMJ(2026; 394: e100407)に報告した。(関連記事「心手術時の止血、冷蔵血小板は室温保存に非劣性」)
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