脂肪性浮腫の下肢疼痛とQOLが脂肪吸引術で改善
RCTで保存療法に対する優越性示す
脂肪性浮腫(リポエデマ)は主に女性に発症し、四肢の皮下脂肪組織が左右対称性に増大する慢性疾患で、疼痛や血腫を主徴とする。標準治療として保存的複合的理学療法(以下、保存療法)が用いられるが、疼痛に対する効果は限定的である。ドイツ・Klinikum DarmstadtのMaurizio Podda氏らは、脂肪性浮腫の女性患者410例を対象に、脂肪吸引術の保存療法に対する優越性を検証する初の多施設ランダム化比較試験(RCT)LIPLEGを実施。その結果、脂肪吸引術は下肢痛の軽減およびQOLの改善で保存療法に対する優越性を示したと、Lancet(2026年9月5日オンライン版)に発表した。同試験の結果を踏まえ、ドイツでは2025年に脂肪吸引術が保険給付対象となっている。(関連記事「リンパ浮腫に脂肪吸引術が有用」)
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