アジア人HFpEFの予後予測スコアを開発
既存の2スコアより死亡の識別能高い
左室駆出率(LVEF)が保たれた心不全(HFpEF)は診断が困難で、評価を支援するために複数のスコアリングシステムが用いられている。しかし、白人と比べてアジア人はBMIが低い傾向にあるなど患者背景が異なり、既存スコアの予後予測能には課題がある。台湾・Cheng Hsin General HospitalのHung-Yu Chang氏らは、台湾の全国前向きレジストリに登録されたHFpEF患者を対象に、心エコー検査指標とN末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)値から成る新たな予後予測スコアTSOC-HFpEF※スコアを開発。全死亡に対する識別能は既存のH2FPEF、HFA-PEFFスコアより有意に高く、アジア人HFpEF患者のリスク層別化に有用な可能性が示されたと、J Am Heart Assoc(2026年9月9日オンライン版)に発表した。(関連記事「HFpEFの早期診断に有用な新指標を考案」)
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