アナキンラ承認でスチル病治療に変化

グルココルチコイド漸減は4週時で85.7%

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   日本では新薬が海外に比べて承認までに長い時間を要する「ドラッグ・ラグ」や、そもそも開発に着手すらされない「ドラッグ・ロス」が医療現場の長年の課題となっている。全身型若年性特発性関節炎(sJIA)と成人発症スチル病(AOSD)はこうした状況に置かれてきた希少疾患の代表例だが、両疾患の初期治療に使用できるインターロイキン(IL)-1受容体拮抗薬アナキンラ(商品名キネレット)が承認され、治療環境は大きく変わろうとしている。9月7日に東京都で開かれたメディアセミナー(主催:Sobi Japan)で、がん研究振興財団会長の堀田知光氏は「学会・患者団体からの要望をして企業への開発要請につなげる仕組みが、確実にドラッグ・ラグ短縮に成果を上げている」と評価した。また、東京科学大学生涯免疫医療実装講座/聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授の森雅亮氏は、国内第Ⅲ相試験結果を踏まえ「アナキンラ投与後、グルココルチコイド(GC)の漸減は4週時点で85.7%(7例中6例)が達成できた」と述べた。

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