統合失調症への抗精神病薬、有効性に性差なし
女性は早期中止少ないが、プロラクチン上昇に注意
抗精神病薬は統合失調症治療の中核であるが、有効性や有害事象には性差がある可能性が示唆されている。ドイツ・Technical University of Munich/東京大学病院精神神経科の古川由己氏らは、急性期統合失調症患者を対象とした臨床試験の個別患者データ(IPD)を用いてペアワイズ、用量反応、ネットワークの各メタ解析を実施。その結果、全般症状に対する有効性や全般的な有害事象プロファイルに明確な性差は認められなかった。一方、男性と比べ女性では早期中止が少なかったが、プロラクチン上昇に注意が必要であると、Lancet Psychiatry(2026年9月30日オンライン版)に報告した。(関連記事「統合失調症の新薬をいかに使いこなすか」)
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