早期パーキンソン病へのニコチンアミドリボシドは無益
52週時のMDS-UPDRS総スコアはプラセボより悪化
パーキンソン病(PD)治療において、進行抑制効果が確立された疾患修飾療法はない。細胞内のニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)を前駆体の経口投与で増やす戦略は疾患修飾療法の候補とされ、NAD前駆体であるニコチンアミドリボシド(NR)は短期のランダム化比較試験では、探索的な解析で脳内NADの上昇や症状の改善が報告されている。ノルウェー・Haukeland University HospitalのBrage Brakedal氏らは、早期PD患者を対象に、NRの有効性と安全性を検証する第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験NOPARKを実施。その結果、52週時の国際パーキンソン病・運動障害学会改訂版統一パーキンソン病評価尺度(MDS-UPDRS)総スコアは、プラセボ群の0.27点低下に対し、NR群では2.45点上昇し、有益性は認められなかったとJAMA(2026年10月8日オンライン版)に報告した。(関連記事「ニコチンアミドでMACEリスク上昇せず」)
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