セトメラノチド、日本人でもBMI低下
後天性視床下部性肥満の12例成績
後天性視床下部性肥満(aHO)は、視床下部の障害により過食やエネルギー消費量の低下を呈し、急速かつ持続的な体重増加を特徴とする希少疾患である。メラノコルチン4受容体(MC4R)作動薬セトメラノチドは、国際共同第Ⅲ相プラセボ対照試験TRANSCENDの良好な結果に基づき今年(2026年)8月、aHO治療薬として国内での製造販売承認を取得した。ただし、同試験に参加した日本人患者12例のデータは、登録が遅れたため既に論文発表された主解析には含まれていない。名古屋市立大学消化器・代謝内科学分野准教授の田中智洋氏は、第47回日本肥満学会・第44回日本肥満症治療学会(10月3~4日)で日本人集団の成績を報告。「日本人aHO患者においてもセトメラノチドはBMIを有意に低下させ、主要評価項目を達成した」と発表した。(関連記事「肥満症治療の現在地・新規治療薬不適切使用の害」)
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