CLL/SLL、ピルトブルチニブの前倒しに期待
未治療例を含む第Ⅲ相試験で好成績
慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(CLL/SLL)では、共有結合型ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬が治療成績を改善してきた一方、耐性や有害事象による治療中止が課題となっている。ピルトブルチニブは、高い選択性と持続的なBTK阻害作用を特徴とする非共有結合型BTK阻害薬である。国内では他のBTK阻害薬に抵抗性または不耐容の再発・難治性(R/R)のCLL/SLLに承認されているが、未治療例への使用は認められていない。こうした中、未治療例とR/R例からなるBTK阻害薬未使用のCLL/SLL患者を対象に、同薬とイブルチニブを直接比較した第Ⅲ相ランダム化比較試験BRUIN CLL-314が行われた。その結果、全解析集団(ITT)およびR/R集団で全奏効(ORR)の非劣性が示され、未治療集団でも良好な成績が得られたと熊本大学病院血液・膠原病・感染症内科診療准教授の立津央氏が第88回日本血液学会(10月9~11日)で報告した。
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