降圧の新たな一手、アルドステロン合成酵素阻害薬
BaxdrostatとLorundrostatの2試験を比較
アルドステロンは、腎臓でのナトリウム再吸収の促進に加え、血管、心臓、腎臓の炎症や線維化にも関与する、高血圧および心腎障害の重要な治療標的である。従来はミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)でその作用を抑制していたが、アルドステロン産生を選択的に阻害するアルドステロン合成酵素阻害薬(ASI)の開発が進んでおり、新機序薬として注目されている。自治医科大学臨床研究センター/内科学講座循環器内科学部門教授の星出聡氏は、第48回日本高血圧学会(10月10~12日)で、baxdrostatの第Ⅲ相試験Bax24およびlorundrostatの第Ⅱb相試験Advance-HTNの比較を中心にASIの最新エビデンスと今後の課題について解説。「ASIは管理不良の高血圧患者において、24時間血圧を持続的に低下させる新たな治療選択肢となりうる」と期待を寄せた。
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