予防療法で片頭痛の慢性化を防げ!
年4回の静注製剤のエプチネズマブに期待
片頭痛は50歳未満に多く見られる神経疾患で、国内の患者数は840万人と推定されている。患者の大半が就労や家事、育児など社会活動の中心を担う世代であり、片頭痛による経済損失は年間3,600億~2兆3,000億円に上るとの試算もあり、社会全体への影響も大きい。こうした中、今年(2026年)9月16日に承認された抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)抗体エプチネズマブ(商品名ビエプチ点滴静注100mg)は、年4回(12週間隔)の静注投与により、片頭痛発作の発症を抑制する予防薬として期待されている。10月23日に製造販売元のルンドベック・ジャパンが開催したメディアセミナーで、獨協医科大学名誉教授の平田幸一氏は「片頭痛治療は進歩しているものの、疾患の慢性化を防ぐための適切な介入が十分に行われていない現状があり、依然としてアンメットニーズは大きい」と訴えた。(関連記事「次々と登場する片頭痛予防薬、臨床での選択は」)
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