術後遠隔感染で病院の財政負担増
発症の有無で医療点数と入院日数を比較
術後感染症である手術部位感染(SSI)と術後遠隔感染(PRI)は、現在の診断群分類包括評価(DPC)の下では、治療費のほとんどが包括評価項目の対象となり、医療側が負担することになる。これについて、SSIが術後の医療費に影響を与えるとの報告は多数あるが、PRIに関するものは少ない。そこで、日本外科感染症学会では消化器外科手術におけるPRIが医療費に与える影響を把握するため、多施設共同研究を実施。東邦大学医療センター大橋病院呼吸器外科の西牟田浩伸氏らは、PRI発症の有無別に医療費と入院日数を算出した結果、PRIはSSIと同様に医療費の増加および入院期間の延長と関連することが分かったと、第30回同学会(11月29~30日)で発表した。
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