コロナ禍、4割が孤独感 流行長期化、若いほど深刻―NPO調査〔時事メディカル〕
新型コロナウイルスの感染拡大で交流制限が続く中、約4割の人が孤独感を抱いていることが19日、NPO法人「あなたのいばしょ」(東京都港区)などの調査で分かった。若い世代ほど割合が高かったという。
同法人などは2月、オンライン調査を行い、20歳以上の男女3011人から有効回答を得た。「孤独感」の測定には、国際的な指標を用いた。
回答者全体では37.3%が孤独感を抱いていた。同様の調査はコロナの感染拡大が始まった2020年4月などに実施したが、流行が長期化しても割合にほとんど変化はないという。
孤独を感じていた割合は、男性が39.5%、女性が35.1%だった。年代別では20代が42.7%と最多で、30代41.6%、40代40.5%、50代38.4%、60代以上23.7%となり、若い年代ほど割合が高かった。
コロナ流行前より暮らし向きが悪化した人のうち、47.8%が孤独を感じていた。1人暮らしや世帯収入が低い人も割合が高かった。
同法人は「若者や中年の方が高齢者より孤独を感じる傾向にあることは見逃されがちだ。若い世代に向けた孤独・孤立対策が重要と考えられる」と指摘している。
(2022年3月19日 時事メディカル)
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