コロナワクチン後に高血糖緊急症
DKAを発症した1型糖尿病の症例集積研究
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン接種によるまれな副反応として高血糖緊急症の報告がある。東京医科大学八王子医療センター糖尿病・内分泌・代謝内科の谷古宇史芳氏は、同ワクチン接種後に糖尿病ケトアシドーシス(DKA)を発症した1型糖尿病患者3例の症例集積研究を実施。第37回日本糖尿病合併症学会/第28回日本糖尿病眼学会(10月21~22日)で、DKA発症例の背景や経過、考えられる要因などについて報告した。3例中2例はDKAの治療歴があった。同氏は「1型糖尿病患者にもSARS-CoV-2ワクチン接種が推奨されているが、予期しない高血糖緊急症を来す場合がある」と述べた上で、「ワクチン接種時に適切なシックデイ対応が重要となる」と強調した。3例中2例の詳細については、Front Endocrinol(2022; 13: 840580)に発表されている。
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