フレイル+うつで高齢者の死亡リスク4.3倍に

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 フレイルは高齢者の要介護および死亡のリスクを高めるため、早期発見と介入が求められる。また高齢者の10~15%が重度の抑うつ症状を有するとされるが、フレイルと抑うつ症状の合併が死亡リスクに及ぼす影響は明らかでない。医療経済研究機構研究部副部長の浜田将太氏らは東京大学高齢社会総合研究機構と共同で、地域在住高齢者を対象とした前向きコホート研究である柏スタディのデータを解析。フレイルと抑うつ症状が併存する高齢者では、死亡リスクが4.3倍になるとの結果をArch Gerontol Geriatr2023; 119: 105322)に報告した。

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