apoA-Ⅰ静注薬で「HDL仮説」証明ならず
AEGIS-Ⅱ試験、心筋梗塞後のMACE抑制できず
HDLの機能改善は、動脈硬化性疾患を防ぎうる―。この「HDL仮説」に挑む第Ⅲ相試験として注目を集めていたAEGIS-Ⅱ※1の結果が明らかになった。急性心筋梗塞患者1万8,000例超を対象に、HDLによるコレステロール引き抜き能(cholesterol efflux capacity)を改善するアポリポ蛋白A1(apoA-Ⅰ)静注用製剤CSL112の有用性を検証した同試験では、CSL112はプラセボと比べ90日後の主要心血管イベント(MACE)を有意に抑制できなかった。米・Harvard Medical SchoolのC. Michael Gibson氏が、第73回米国心臓病学会(ACC.24、4月6~8日)で概要を発表、N Engl J Med(2024年4月6日オンライン版)に同時掲載された。ただし探索的解析では、ベースラインのLDLコレステロール(LDL-C)値100mg/dL以上の患者ではapoA-Ⅰ静注の有効性が示唆され、「HDL仮説はまだ健在」との声も聞かれた。(関連記事「ACS急性期治療の新コンセプト"HDL粒子注射療法"の予備的結果」)
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