ファイザー、RSウイルスワクチン販売開始

アブリスボ筋注用

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ファイザーは5月31日、「妊婦への能動免疫による新生児および乳児におけるRSウイルス(RSV)を原因とする下気道疾患の予防」と「60歳以上の者におけるRSVによる感染症の予防」を適応とするRSVワクチン(商品名アブリスボ筋注用)の販売を開始したと発表した。

 新生児および乳児の下気道疾患予防においては妊娠24~36週の妊婦に対し1回、60 歳以上においては妊婦と同量を1 回接種する。

 同ワクチンは、妊婦への能動免疫による新生児および乳児における RSVを原因とする下気道疾患の予防については国際共同第Ⅲ相MATISSE試験の結果に基づき、60歳以上の者におけるRSVによる感染症の予防については国際共同第Ⅲ相試験(RENOIR試験)の中間解析結果に基づき、それぞれ今年1月、3月に承認を取得した(関連記事「新しく導入されるワクチン~RSウイルスワクチン~」「RSV母子免疫ワクチンが承認、小児医療に変革」)。

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